[2007年9月6日〜18日 身延山・首都圏]

さて問題 ここはどこの駅でしょう?

…何故、私はこんなところにいるのだろう…?


<9/6>千歳〜羽田〜神保町〜新宿…??…身延

宗門で定められた「普通試験」ならびに「講習」を受ける為、半年振りに身延山へ。
半年前の様子は4/9のエッセィを見てほしい。
昨年度は自宅と身延山を何度も往復しているので要領もわかる。

というわけで、毎度おなじみ新千歳空港から羽田行き飛行機です。



台風が接近していたようだったが(後々これが災いすることになる)、飛行機は無事に羽田に到着。で、切符を買ったり路線図見て悩んでいる人を尻目にPasmoにチャージ(その前は即座に窓口で「パスネット購入」だった)。

神保町へ直行するのはもはや常識。
三田までは都営車、三田からは東急3000でした。

神保町ミッキーで、初めての対面となるまりさん。麻美様ラヴァーズの方です。
諸事情により本名は明かされませんでしたが(笑)、「Asami-sama Books」をようやく手にして感無量の様子。さらに、まりさんが「Asami-sama Books 2」に出るのでその下書きをお見せすると「そっくりっす…」と一言。

まりさん(後日談)「麻美様に関してはドシロウトだったので、この本で中級者くらいにはなれる気がします」

この後、私が首都圏に来ると必ず登場するヒマ人リニアシティさんも登場。
協力したり、mixiの登録コミュを自慢しあったりと楽しく過ごす。
平日の昼間にゲーセンでという現実はこの際無視。

ちなみにこの日まで、まりさんはRAKさんの実の妹だと思ってました。

RAKさん(後日談)「実際に妹もいるので、“実妹”“まり妹”と区別していたんですけどねぇ(苦笑」

やっぱり出しますマリカたん この時のナタZのベスト% 下のスコアはまりさん

店のどこかに仕掛けたプリカイラスト ノートへの落書きももはや恒例!

さて。バスの発車1時間前になったので移動することに。
まりさんとは一旦お別れして、リニアさん同行で新宿へ。
彼は(当時)新宿のバスターミナルでアルバイトをしていた所以か、私では到底思いつかない近道を案内してくれた。エレベーターを登り、そして非常口のような扉を開けるとそこは見慣れたバスターミナルだった!すげぇ!


ところがこの後、信じられない事態に!


リニアさんが職場の同僚に見つかり…(以下、本人のパカ板の書き込み抜粋)



Linearcity:2007/09/06(木) 16:18:08
べるずさんを見送りに来た新宿高速バスターミナル(バイト仕事場)で、仕事中の先輩に遭遇

「人見送りにきました〜」
「どこ?」
「身延」
「運休〜!」

Σ(・ω・`ノ)ノ

中央道通行止めにつき中央高速バスは全便運休。
行けるところまで行こうということになり、辛うじて動いていた東名高速経由の静岡駅行きにべるずさん乗車。
果たしてべるずさんは身延にたどり着けるのか?


そう、台風の影響はまさにこれからだったのだ!

なんと、乗車する予定の身延行きバス・その次の身延行きバスどころか中央高速を通過するバスは「全便運休」決定。しかもその決定が下ったのは午後3時だったのであった。そして悪いことにリニアさんの調べで、中央線(電車)も八王子より先が運休しているという究極の事態が判明。仕方なく、バスの運賃を払い戻して2800円を手にする。

どうするのか?!明日の朝8時には身延山で開講式がある。
それまでに身延に着かないといけないのに…!

すると先ほどの係りの人が…


「このバス(静岡行き)は、動くよ」

という。

確かに方角は間違いではないし、静岡まで行くことさえ出来ればいい。
身延までは静岡から電車で1時間ほどで行ける距離だ。
リニアさんの勧めもあり、思い切って一か八かで静岡行きに乗車!
(しかしこのバスは発車間際で、即座に乗るしかなかったのだが…これもまた後々影響してくる)

さて、動いたバスは当然の如く(東名高速バスなので)ルートが違う。
普段通らないような道を走るのでかえって新鮮でした。この時はまだ余裕がありました。
何しろ雨など全く降っていなかったからだ。とても運休が信じられなかった。
渋谷のバス停で停車中に、まず家にこのことを携帯で連絡。電話に出た母はとても驚いていたが、事情を話して宿坊には家から連絡してもらうことにした。これでとりあえず先方のことは何とかなった。

そして東名高速に入ると、雨が降ってくる。
走っていくうちに段々と強くなり、台風の接近を予感する。
走行から1時間、まだ何と順調にバスは走っていた。

東名向丘を過ぎた時に、東名高速も富士〜清水が通行止めになったことを知る。

乗車扱いのバス停を過ぎたので、席の移動が自由になった。
もともと一番前にひとりで座っていたので特に関係なかった。
私のほかには数名の乗客。

この頃リニアさんがパカ板に状況を書き込んでくれたため、私が置かれている立場が他のパカラーさんにも伝わった。そしてリニアさんから「身延線も止まりました」という非情な現実を知らされる。もはや残った選択肢は今日中に移動できるところまで移動して、明日の朝一で身延に向かう方法しか無くなった。

そしてバスは…

べるず:2007/09/06(木) 18:51:13
富士インターまであと10km、バスは大渋滞につかまりました。

このインターを抜けるだけで3〜4時間かかるそうです。

糸冬 了

運転士さんの「大幅な遅れが予想されます」という事前の言葉は、現実となった。

何しろ、バスは全く動かない。
3時ごろに発車したという浜松行きのバスが前の方に見えたくらいだ。

そして段々と動く気力がなくなってくる…。
実はこれまで身延行きに乗るときはバス発車前か、あさみ堂じゃなくて釈迦堂パーキングエリアで食べ物を買っていた。今回、あまりにも急に変更を余儀なくされた為に食べ物を何も買えなかったのである。持っていたのはたった一本のお茶だけだった。
座席で器用に横になってなるべく体力と携帯の電池を温存することにした。
このあたりに画像が一切無いのはそのためです。


Linearcity:2007/09/06(木) 19:31:12
ついにべるずさんがいるあたりまで暴風域に入ったようです。

==交通情報==
ふじかわ運休確定です。
身延線も運転再開見込み立たず。
東名は富士IC付近で事故の模様です。そりゃ動かないわけで。

最悪富士あるいは静岡で一泊も考えたほうがいいかもです。
身延線が明日始発から動けばなんとか8時には身延に着けるかと。


この間、多くの方から励ましのメールが届く。返信がほとんどできず申し訳ない…。
バスは暴風域の真っ只中で、バス本体も風でガタガタ揺れる。
そして運転士さんが無線で得た情報を教えてくれた。なんとこの台風で新幹線も完全に運休で、現在動いている公共の交通機関はこのバスと前を走る浜松行きバスの2台だけだという。奇跡なんだか、悪運が強いんだか、不幸なんだか…


Linearcity:2007/09/06(木) 22:07:34
とりあえずバス屋として伝えられるだけの情報を…

高速バスには電源用のエンジンが別に搭載されているため、燃料切れにならない限り明かりも消えませんしエアコンも止まりません。
また、高速バスは高速道路なら無給油で約1000kmは走れるので、燃料切れの心配もほぼありません。
トイレも付いてますので、一晩バスの中で過ごすことになっても死ぬようなことはありませんのでご安心ください。
なお、具合が悪くなっても絶対に窓は開けないでください。高速道路上は(台風でなくても)何が飛んでくるかもわかりませんので。

まさかこうなるとは/(^o^)\
ちなみに新幹線も止まってるので、バスではなくて新幹線に逃げても同じことになったようです。


さらに不幸は続く。
高速を降りられない理由は、なんと高速を降りた後の国道1号線で大型車の事故が発生。そりゃ動かないわけだ…。

サービスエリアですら降りることが出来なかった為、バスの運転士さんの計らいで富士インターのバス停の近く(通常は止まらない)までバスを特別に止めていただいた。自販機しかなかったが、温かい缶コーヒーを購入。少し冷えが収まった。

しかしここからも果てしなく長い渋滞。さらに国道1号線は迂回せねばならず、もはや富士市内のどこだかわからない場所を走っていた。こうなると、3時間弱の運転で済むはずだった運転士さんも気の毒でならない。案の定、抗議する人は一人もいなかった(むしろ励まされていた)。

清水にさしかかるとようやく車の流れも順調になってきた。
併走するJR線路、そして対向車線は逆に大渋滞…。
自然の猛威を思い知らされました。

そして静岡駅に到着したのはなんと午前4時!
予定を9時間遅れ、新宿から12時間かけて静岡へ根性でたどり着きました。
さすがにこの時間には暴風域は北のほうに進んだ為、静岡は曇り空でした。
バスの運転士さん本当にお疲れさまでした。

静岡駅には着いたものの、さてこれからどうするか…。
まずは駅に入ってみる。バッグを枕に横になる人が何人もいました。
発車案内を見てみると、沼津行きの始発電車がなんと朝5時発車。
これなら冨士(身延線のりかえ)まで早く着く。
これに乗ろうと思いとりあえず先に切符購入。ここはPasmoが使えない。

次に思いついたのは、携帯の充電と腹ごしらえ。
駅南口を出ると、目の前にセブンイレブンがあった。これでこの問題もクリア。
そして改札をくぐり、始発の電車がホームに到着。あたりはまだ真っ暗だ。
※これが、このページの一番上にあった写真(JR東海313系)です。

始発電車はほとんど人は乗っておらず、数人の「夜の仕事」の帰りっぽい人、早朝の仕事に出る人がチラホラいる程度で、私の乗車した先頭車は貸し切り状態。

さきほどバスで通った道を横に、朝5時45分に電車は何事も無く富士駅に到着。
そしてエスカレーターを昇り身延線ホームへ向かうと…

「身延線 運転見合わせ 西富士宮〜鰍沢口」

私はどこまで苦しめばいいのでしょうかorz
※身延山最寄駅「身延」は、西富士宮駅よりもかなり先。
しかも時刻表をよく見ると、仮に通常通りで普通に乗り継いでも、静岡を朝5時に出て身延に朝8時に着くのは無理なことが判明。最初から無理なのかよ!(泣
電車がアテにならないとなると(注:身延線は一応電化されてます)…こうなると頼りになるのは車になる。とはいえレンタカーを借りる余裕も無い。なら、タクシーしかないか…。
とりあえず到着した電車で西富士宮までは乗車する。バリアフリー設備が皆無に等しい身延線を、キャリーバッグを持ったまま移動するのはかなりきつい。

西富士宮駅下車。
タクシーを電話で呼ぼうと思ったら、駅前広場に幸いにもタクシーが1台止まっていた。

 私「すいません、身延山まで行けますか?」
 運転手「いいですよ」
 私「道路、通行止めとかになってませんか?」
 運「解除になってますから、大丈夫です」

やった!ここに来てようやく光が見えてきました!
しかもこの運転手さん、国道52号線ではなく、かつて富士市のH爪上人のお寺からの帰り(2007/3/23)の時に通った道を通ってくれました!これは県道10号線で、国道52号線とは富士川を挟んで対岸になりますが、交通量も信号も少ないかなりの近道なのです。無事に身延山に向かっていることを携帯で家族に連絡。

そして、予想をはるかに上回るスピードで、身延山に無事に到着。
半年振りの身延山が、こんなに遠かったなんて…。
宿坊の前まで運んでいただきました。約1万円かかりましたが(泣
S原タクシーのO田さん、ありがとうございます!富士宮市までお気をつけて!

ようやくたどり着いた身延山で、かつての実修生仲間と再会。
やっとの思いで、開講式を迎えるのでありました。

おまけ
キミは一気に登る度胸があるか?

身延山の名物 三門〜境内に至る階段「菩提梯」(ぼだいてい)
高低差104m、287段!


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