[2012年1月8日〜1月12日 首都圏遠征18]

天高く!

灯台もと暗し


<1/10 前編>

溝の口→押上→京成中山…下総中山


3日目ー。一応メインの法華経寺の日です。
ルートは田園都市線→半蔵門線→京成線…の順。

新鋭6000系と、古参の8500系
溝の口駅から南方向を見る 大井町線がスタンバイ中

東武50050系
この電車だと半蔵門まで(途中止まり)なのでやり過ごす。


もうすでに9時近くですからラッシュも終わっているはずなのに、
やっぱり混んでいる田園都市線。これが噂に聞く遅延というやつか…
(もちろん一番のラッシュ時間は、この程度の混雑じゃないんでしょうケド)
その時の遅れが尾を引いているようで、途中信号で止まりながらの進行。バスかよ^^;

渋谷で一気に乗客が入れ替わり、大手町を過ぎたときには車内はガラガラに。
結局押上到着は、13分遅れということでした。
何度も謝る東京メトロの車掌さんが気の毒でならない。

東急8090系?(形式がよくわからない)
すぐ発車したためマトモに撮影できず^^; 



さて、押上で改札を出て、目の前にある京成線(都営線)改札に向かうのですが…
せっかくここまで来たんだから、一度地上に出てスカイツリーを見てみよう!と。
※一番近いのは東武鉄道の業平橋ですが、押上はその隣である曳舟とほぼ同じ位置。

案内によるとA3番出口に「スカイツリー」と書いてあるので、そちらへ行ってみる。
ところがここらは外が工事中で通路が狭い。その上、


ビルの影かよ!(苦笑 これは予想外でした。
でも、大きいですよね〜。近すぎるとかえって見にくいかも。



別アングルを探すため、東武鉄道の線路の反対側に出る出口を探します。
そのために一度地下に潜って、コンコースの逆方向にあった階段を上がると…



今度は綺麗に全体が入りました。下はわかりませんが。
いやぁ、来てよかった^^



満足して京成線改札へ。
その前に実は朝飯を食べてないので京成ストアで物色。パンとオロナミンC。
あとスカイライナーAE形のストラップを買いました。

京成の押上駅は初めて来ましたが、地下駅なのに改札からホームへの階段は上方向。

つまり、

______________________地上
                               _/
__________ホーム          _/
    _/  \_                  _/
  /      \  ■改札     出口/  
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

↑こんな構造です。表参道みたいな感じ。
それとホームの幅がかなり狭くなってます。
札幌でもあそこまで細いホームはなかなか無い。


押上駅では、あえて一度逆方向の電車に乗りました(京急車)
というのも、都営浅草線に関しては10年前に初乗車したのですが、
浅草〜押上間だけがまだ未乗車だったのです。
さっさと乗り潰ししてしまいましょう。これで浅草線も10年がかりで全線乗車!
昨年9月には横浜市営地下鉄(ブルーライン)がそうでした。

北総7500形
浅草駅から乗車した北総の新車。
でも、これが入るくらいなら7000形を延命しても良かったのでは?



押上でまた降りて、今度は通常通り中山を目指します。
乗り換え必須ですが。考えたら京成電鉄の押上〜青砥の間も乗車は初です。

京急600形
押上→青砥 京急600形 アレ?これは確か初日に…

京成3700形
小岩で特急電車の通過待ち。3700形が猛スピードで通過。

京成3000形
普通 うすい行きで、京成中山に到着。各駅停車しか止まらないのでいつも3000形。

京成3000形
上野行きも到着。構内踏切から撮影しました。
なおこの直後遮断機が締まり始めたのでダッシュで渡る。
タイミングを逃すと延々待たされることになる。



さて1年ぶりに戻ってまいりました。相変わらずの法華経寺への道。


法華経寺の門前町の様子
門をくぐると、そこは…

法華経寺の山門
法華経寺の山門に到着!



到着してまずビックリしたのが、参拝客の少なさ。
昨年は日曜日に当たったため、それはもう見渡す限り人、人、人。
車も狭い山門前の道を行き交い、いつ接触事故が起きても不思議じゃないくらいだった。

ところが火曜日のこの日、参拝客はいるにはいるが、祝日の100分の1くらい。
そのため、かえってゆっくりと境内を散策できました。これは返って好都合。
面会場もきっとスムーズだろう、と思っていたらこちらは意外に多かった。


まず最初にお会いしたのは、北海道のH間上人。2度目(再行)のご修行。
住職の使いで面会に馳せ存じました(私は法縁関係でしかお会いしませんが)
多少声が小さいように感じましたが、70日目まで無事にやり遂げておられてます。
ただ、転んでしまって以来正座がちょっと辛いとか…


次に、1回目(初行)のY田Y謙上人と、本山のH内上人、そしてK端上人。
しかしあいにく水行の時間にかぶってしまったので(水行だけに)待機。


その時、

 「あのー、T上人(私の本名)じゃないですか?」

横を向くとそこには実修生時代にともに本山で過ごした学生のN村君がいました。

 N「僕のこと、覚えてますか?」
 私「そりゃ、もちろんだとも」


当時高校2年生だった彼も、今や立正大学を卒業間近。
よく覚えているのは、2007年に普通試験で身延山に上がった時に

 「僕の代わりに朝勤出てくださいよ〜」

とか平気で言ってきたことですがね(笑
会うなりお年玉を要求する辺、本山にいた頃と変わってないなぁー。

そしてもう一人、さっきからウロウロしていた男性はT口君だった。
うわー、全然風貌が変わっててわからんかった〜。痩せて凛々しくなったなぁ。

 T「何度もスルーされるから、てっきり僕のこと嫌いなのかと思いましたよ〜」
 私「そもそもマスクまでして体つきがそこまで変わったら分かるわけ無いやろ」


気がつかないのに嫌いも何もあるかいな^^;
おまけにマスクまでしてたら尚更のこと。


彼らは既に面会を終えて、これから食事に行くそうな。
N村君は早くも来年入るような意向を示していました。実現できるといいですね!


ちなみに現在の荒行堂は、面会するのにマスクをつけなければいけません。
(行僧さんに風邪を移さないようにするための配慮)



先にお見えになったのはK端上人以外のお二人方。
本山でお世話になったH内上人(当時、大学3年生)、
道場同期のY田上人(昨年そして今年7月に身延で会っている)のお二方。
このお二方同士は面識はそれほどあるわけではないと思っていたのですが、
Y田上人が布教研修所に入っている間に親しくなったようでありました。なるほど。
面会に来ていつも思うのですが、向こう側に座っている方々はとても勇ましく見えます。
疲れてるのははっきりわかりますけどね。あと生え際とか(←

初行さんは面会時間が5分(2人合わせて10分??)しかありません。
ご丁寧に監視カメラまでついてますので(動いてるかどうかは知らんけど)長居は禁物。
そうじゃなくても貴重な修行の時間を割いてもらっているので。

積もる話もありますがそれはそこそこにして、お祝いを受け取っていただく。
修行の邪魔にならないよう時間厳守して面会終了。2人は再び、堂内へ向かいました。


そして今回の初行代表という大役・K端上人登場。
さすがに初行代表という責任の重い立場だけあって、憔悴していた感じがする。
真面目な方だから、何事にも真剣なのでありましょう。さすがは元・総寮長。

 K端上人「わざわざ自分のために、札幌からお越し下さるなんて…有難いです!」

その目には明らかに涙が見えた。
短い時間でしたが、面会できて本当に良かった。
それを双方が思えることが大事なんじゃないでしょうか。


さて面会を終えて。境内を少し参拝してきました。
昨年あまり見られなかったお堂などを見て回りました。
ちなみに住宅地の中にある寺院だけに、普通に住民が自転車で通り抜けます。
そして妙見堂を見たあと、マイクロバスが止まっている側にどっかで見たような人が…

あの背の高さもしや…と思いきやお顔を拝見してビンゴ!
本山で一緒だった(当時大学3年生)のT崎上人でした!

 私「T崎上人、ご無沙汰しております」
 T上人「アレー!○○上人じゃないですか どうされたんですか」


話を聞くと、T崎上人はこの時期お手伝いでお仕事をされているとのこと。
S面山は…お辞めになったようです^^; 
(元々T崎上人は千葉県出身 ただし中山からは遠い)



いやー、こんなことってあるんだなぁと思いながら、再び参道を戻って駅を目指す。
参道にはいくつもの寺院があるのですが、その中のひとつから男性が2人出てくるのを見た。

 男性「…? あれ?○○さんじゃないですか?」

声をかけられた方を見ると…、
おお!なんと道場の同期だったT村上人と、仙台のK野上人が!!
(お二人とも、31期の実修生だった方です T村上人はなんとここの住職
いやはや、こんなところでまさかお会いするとは…しかもこのタイミング。

お二方は、さらに31期の実修生だったお上人さんと待ち合わせて、面会に向かうそうな。
そうだ、初行には31期の実修生だった方が入行されているんですよね(K戸上人)。
彼は副代表だから大変ですよね、という話をしていたさなかに…

 T村上人「もう一人、副代表の同期がいますよ」
 私「へ?」
 T村上人「あの、K山上人って…」
 私「???(思い出せない そんな人いたっけ)」
 T村上人「あ、
U崎上人のことですよ 彼、婿入りして苗字変わったんです」
 私「えええええええええええ???」
 T村上人「あれ、ご存知なかったんですか? 
身延の○○部長さんのお寺に入ったんですよ、彼」
 私「そんなん、ちーとも知らなかったよ!!!!」

そう、U崎上人と言えば、2010年9月に身延で会っているのだ。
一体どうやってそんな逆玉の輿に乗ったのか、ちょっと尋問しないとダメだな…



多くの人に会い、またいろいろなことを知りました。
今まで何度も面会のためにこちらを訪問していますが、今回が一番衝撃的でした。
あと、お寺の参拝は平日が一番ですね。



そのまま参道を下がり、踏切を超えた時にちょうど警報機が鳴り始める。
あ、電車来るならちょっと見てみるかな〜、と。

開かずの踏切…に限りになく近い?!
京成電鉄の本にも掲載されていたアングルに挑戦!ちょっと早かった…


さて、私は5日間お寺を不在にしているわけですが、
その間冬の厄介事である除雪をしてくれる檀家さんがいます。
そのご家族に何かお土産を買いましょう、ということで…

千葉の名産って何やねん、ということでピーナッツに決定。
それらしい店を下総中山駅近くで見つけました。

下総中山駅前すぐ
千葉のお土産に、ピーナッツをどうぞ



そして昨年同様、下総中山駅に到着しました。続く!

1/10の麻美様


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